この記事ではお金を貯める時期について解説します。
人生でお金を貯めやすい時期が3回あると言われています。
ライフスタイルや家族構成、収入などによっても大きく変わってきますが、お金を大きく貯められる時期は主に3つです。
- 独身時代
- 子どもが生まれるまで
- 定年退職前
独身時代
1番最初のタイミングは、社会人になり働き始めてから結婚するまでの独身時代です。
学生時代とは異なり、毎月収入を得ることができるようになります。
自分のために自由にお金が使えるようになるため、車を買ったり旅行に行ったり様々なことを経験できるようになる時期です。
しかし、ここで早めにお金を貯める習慣を身に着けたいところです。
まずは毎月の給料から、貯蓄する分を先に貯蓄用口座に移すようにしましょう。
一度、自動振込設定を済ませてしまえば手間もかかりません。
貯蓄の目標は一人暮らしの場合は手取り収入の2割、実家ぐらしの場合は4割です。
さらに資産運用を始めると、将来に渡って長い期間運用をすることができます。
子どもが生まれるまで
2番目のタイミングは結婚してから子どもが生まれるまでの期間です。
今は結婚しても共働きの夫婦が多い時代です。
総務省の「労働力調査」によると共働きの夫婦が1500万世帯にものぼります。
収入が2馬力になることで、お金をしっかり貯める習慣をつけたいですね。
ここで種銭を作って雪だるまの芯を大きくすると、資産運用の伸びが大きく変わっていきます。
貯蓄の目標は夫婦2人の手取り収入の4割です。
子どもが生まれたら
子どもが生まれれば支出が増え育休で収入が減ってしまいますが、貯蓄の継続は必須です。
最も教育費がかかるのは18歳から21歳の大学生です。
それまでに必要な教育資金を準備しておく必要があります。
貯蓄の目標は手取り収入の2割です。
ちなみに教育資金の準備は学資保険より投資信託の積立をおすすめしています。
定年退職前
3番目のタイミングは定年退職前です。
子どもが社会人になり、教育費がかからなくなることでお金に余裕が出てくる時期です。
公的年金の受給額もだいたい固まってくる時期ですので、自分たちの生活費と資産を比較して不足分を賄えるように貯めていきます。
例えば現在の生活費が25万円、年金の受給額が20万円とすると差額は5万円。
5万円×老後30年×12ヶ月=1,800万円が必要になります。
貯蓄の目標は手取り収入の4割です。
また、子どもが巣立ったタイミングで老後の資産を充分賄えるほどあるのであれば、FIRE(Financial Independence,Retire Early)、つまり早期リタイアも検討できます。
まとめ
今回はお金を貯める時期を紹介しました。
お金を貯めやすい時期は以下の3つです。
- 独身時代→貯蓄目標2割(実家4割)
- 子どもが生まれるまで→貯蓄目標4割
- 定年退職前→貯蓄目標4割
家族構成やライフスタイルによって変わってきますが、以上を参考にしてみてください。
貯蓄のポイントは先取り貯蓄です。
自動振込設定をして貯蓄を継続していきましょう。
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