【楽天証券】つみたてNISAでおすすめ銘柄は?選び方も合わせて紹介!

この記事は約7分で読めます。

この記事では、楽天証券でのつみたてNISAのおすすめ銘柄と選び方を紹介します。

楽天証券のつみたてNISA対応の投資信託は179本もあり、初めて投資にチャレンジする人はどれを選んでいいか迷ってしまいますよね。

私がおすすめする銘柄は以下の2つです。

FPイガラシ
FPイガラシ
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

選び方の解説も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAは2018年からスタートした、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

主な特徴は以下の3つです。

  • 少額から積立可能
  • 非課税期間は20年
  • いつでも現金化できる

少額から積立可能

金融機関によっては1回100円から積み立てができるため、無理なく気軽に始められます。

お金がないから投資ができない、といった人でも始めることができます。

また、1年間の投資上限額は40万円、毎月約3万円です。

非課税期間は20年

利用期間は最長で20年です。その間の運用益・分配金は非課税となります。

分散した積立投資を20年以上続けると、元本割れする可能性が低くなる傾向があります。

長い時間をかけて育てた資産に課税されない制度です。

いつでも現金化できる

購入した商品はいつでも売却し、現金化できます。

家や車の購入資金、もちろん子どもの教育費など、自身の目的に合わせて資産の使い道を決めることができます。

iDeCoは60歳まで払い出しの制限がありますが、つみたてNISAには制限がありません。

つみたてNISAとiDeCoの違いはこちらで解説しています。

つみたてNISA銘柄の選び方

つみたてNISA銘柄の選び方は次の3つです。

  1. 投資対象地域を決める
  2. 手数料は0.3%以下
  3. 純資産は100億円以上

順に解説していきます。

投資対象地域を決める

まずは積立していく対象地域を決めます。おすすめの対象地域は次の2つです。

  • 米国株式
  • 全世界株式

米国株式

米国株式は過去30年で約15倍に伸びています。

アメリカは先進国の中でも人口増加を続けていて、今後も増加が予想されています。

人口の増加はそのまま経済成長に繋がりますので、米国株式の成長に期待して投資します。

世界で最も有名な投資家のウォーレン・バフェットは、自分の死後はS&P500(米国株のインデックス)に投資するようにと発言しています。

全世界株式

全世界株式は地球まるごとに投資をするイメージです。

世界全体に分散して投資することは資産運用の根本的な考え方です。

世界経済全体は成長を続けると考えられているため、仮に米国株より他の国が伸びてきた場合でも取りこぼすことはなくなります。

ただ全世界株式は米国株が約60%占めているため、米国株式の影響を大きく受けます。

ちなみにTwitterで取ったアンケートでは、米国株が約59%、全世界株が約34%となりました。

過去10年はGAFA(Google,Apple,Meta(旧Facebook),Amazon)が米国株式の成長を押し上げていたこともあり、米国株式に投資している方のほうが多いようです。

ただ今後も米国株式が同じように成長を続けるとは限りません。

手数料は0.3%以下

つみたてNISAで大事なことは、手数料を安く抑えることです。

長期間の運用では手数料の差が積み上がっていくと、将来的に数十万円の差として広がりリターンに直結します。

手数料は0.3%以下が目安になりますが、同じ株価指数をベンチマークとしたインデックスファンドであれば、より安い方を選びましょう。

今は低コストのファンドが増えてきており、中でもeMAXIS Slimシリーズがおすすめです。

純資産は100億円以上

投資信託の純資産は大きいほど、多くの人に買われている人気の銘柄になります。

純資産が小さく、あまり売れない銘柄は運用終了(繰上償還)になる場合があるため注意が必要です。

そのためファンドの純資産が100億円以上を目安に選ぶようにしましょう。

おすすめ銘柄はeMAXIS SlimのS&P500とオルカン

以上の条件に当てはまる銘柄より、おすすめするのは次の2つです。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

S&P500とはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表しているアメリカの代表的な株価指数です。

米国株式を代表する約500銘柄により構成され、米国株式市場の約80%をカバーしています。

市場環境の変化などによって組み入れられる業種・比率が変化し、様々な業種にバランス良く投資できる点が魅力です。

1位アップル
2位マイクロソフト
3位アマゾン・ドット・コム
4位テスラ
5位アルファベット(グーグル)
参考:組入上位5銘柄(2021年12月末時点)

S&P500(青)とTOPIX(灰)を比較したチャートです。

手数料(管理費用)は0.0968%、純資産は1兆円(2022年2月10日時点)を超えています。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(通称オルカン)はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスをベンチマークとした投資信託です。

MSCI.Incが開発した時価総額加重平均型の株価指数です。

約50の国・地域の中型〜大型の2,951銘柄で構成され、各国市場の時価総額の約85%をカバーしています。

市場環境の変化などによって組み入れられる業種・比率が変化し、組入比率は自動で変更されるため、バランス良く投資できる点が魅力です。

アメリカ59.6%
日本6.2%
中国4.1%
イギリス3.7%
フランス2.9%
指数構成上位5カ国(2021年9月末時点)

全世界株式(オール・カントリー)(黒)とTOPIX(灰)を比較したチャートです。

手数料(管理費用)は0.1144%、純資産は4,108.92億円となっています。

FPイガラシの積立している銘柄は?

私はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)をクレジットカード決済で積立しています。

積立設定

Q&A よくある質問

Q.他の投資信託を積み立てているけど変えたほうがいいの?

A.まずは今積み立てしている投資信託が①0.3%以下であるか、②純資産が100億円以上であるかを確認してください。

この2つを満たしていればそれほど悪い銘柄ではありませんので、そのまま積み立てを継続してもいいでしょう。

もし積み立てる銘柄を変更する場合は、今まで積み立てた投資信託は売却せずに、次回以降の積み立てから変更するようにしましょう。

つみたてNISAは積立上限額が年間40万円までと決まっています。

売却してもその年の購入できる上限が戻るわけではないので、そのまま保有しておきましょう。

Q.クレジットカード決済のポイント付与の条件が改悪されるけど、このまま楽天証券で続けてもいいの?

A.楽天証券ではクレジットカードで投資信託を積立購入すると1%が還元されていますが、2022年9月から還元率が0.2%に引き下げられます。

楽天証券のメリットはポイントが貯まることよりも、買い物など他のところでもらったポイントを積立投資に回せることだと思っています。

また、Twitterでのアンケートでも積立を継続する予定の人が69%となっています。元々楽天証券を使っていない人が10%いることもあるので、多くの人は楽天証券で継続するようです。

まとめ:つみたてNISAはeMAXIS Slimシリーズで米国株式か全世界株式

今回は、楽天証券でのつみたてNISAのおすすめ銘柄と選び方を紹介しました。

私がおすすめする銘柄は次の2つです。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim全米株式(オール・カントリー)

選び方の手順は次の3つです。

  • 投資対象地域を決める→米国株式か全世界株式
  • 手数料は0.3%以下→低コスト
  • 純資産は100億円以上→人気のファンド
FPイガラシ
FPイガラシ

米国株式か全世界株式のどちらかが決めればOKだね!

SBI証券やマネックス証券など、他の証券会社でも選び方は同じです。

以上を参考に、つみたてNISAを始めてみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました