子どもとお金の話をするときの7つのルール

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このブログを見ている人は、子どもにお金の話をした方がいいと思っていることでしょう。

どんな話をしたらいいか、どう切り出したらいいか迷っている人もいるでしょうが、話してみようと思うだけでも素晴らしいことです!

そこで、FPパパのお金のルールを紹介します。

  1. 親が思うより早い時期から話を始める
  2. 嘘をつかない・正直に話す
  3. 具体的に数字を出す
  4. 両親のお金に対する意見を合わせる
  5. 魚を与えるだけではなく、魚のとり方を教える
  6. 子どもにお金の心配をさせない
  7. 親の資産を教える

ぜひ、子どもとお金の話をする時の参考にしてみてください。

親が思うより早い時期から話を始める

子どもは私たち親や周りの大人の行動をよく見ています。

上の子が2歳くらいの時に、アンパンマンのレジのおもちゃで遊んでいる様子を見ていた時のことです。

商品をピッとしたあと、会計を電子マネーのカードで支払いをしていました。

今のおもちゃは凄いなと驚くのと同時に、いつもFPパパがクレジットカードや電子マネーで支払いをしているのを見ているんだなと感心しました。

ただ、カードを使えば何でも欲しいものが手に入ると勘違いしないかと不安にもなりました。

それからはお金について、どんどん話をするようにしています。

初めは何を言っているのかわからないことがほとんどですが、次第に大事な話をしているんだと感じてしっかり聞いてくれるようになりました。

嘘をつかない・正直に話す

私が子どもの頃の話ですが、

お年玉を親が「預かっておく」と言われたきり、返ってこなかったことを今でもしっかりと覚えています。

もしかしたら私のために貯金をしてくれていたのかもしれませんが、それならきちんとそう説明してくれればよかったのです。

ヘタにごまかしたりせず、正しく伝えないと子どもの信頼を失います。

私の子どもがもう少し大きくなったら、お年玉は貯金すると話して子ども名義の通帳を見せるつもりです。

具体的に数字を出す

お金の話をする時はぼんやりと抽象的に話すより、具体的な数字を出してエピソードを伝えた方がイメージしやすくなります。

例えば子どもが1,000円のおもちゃを欲しがった時の答え方として、

  1. いつも買うおもちゃより高いからガマンしようね。
  2. 100円のガチャガチャ10回できるくらい高いからガマンしようね。

と話した場合、2の方が子どもでも理解しやすいはずです。(ガマンできるかは別ですが)

両親のお金に対する意見を合わせる

子どもの教育と同じで、両親の考えは揃えていた方がいいです。

もし子どもの質問の返答に迷う時は、「ママ(またはパパ)と相談して決める」と言ってしまった方がいいです。

ママにAと言われたのにパパにBと言われれば、子どもは混乱しますよね。

また、お金が原因で夫婦喧嘩をするのは言語道断です。

子どものメンタルに大きなマイナスとなります。

魚を与えるだけではなく、魚のとり方を教える

一代で大きな会社を築いた会長の二代目社長が会社を倒産させた、といったエピソードを聞いたことないでしょうか。

子どもにお金を与えるだけでなく、お金の稼ぎ方・増やし方を教えるのも親の役目だと思っています。

労働をして稼ぐこと以外にも、お金がお金を稼ぐことを早いうちに教えたいですね。

FPイガラシ
FPイガラシ

私ももう10年早く知りたかった!

子どもにお金の心配をさせない

親が思っている以上に、子どもは親に心配をかけたくないと思っています。

あまりにもうちにはお金がないと言っていると、子どもが自然と進学をあきらめてしまうかもしれません。

浪費をガマンするのと、夢をあきらめるのは別だと教える必要があります。

子どものためにお金を貯めるのは親の責任でもありますが、将来どんな大人になるのか考えながら貯めている今は幸せを感じています。

そんな想いで貯めてきたんだよ、と高校生になったら話してあげたいですね。

親の資産を教える

裁判所の司法統計(令和2年)によると、家庭裁判所で争われた遺産相続事件の4分の3は遺産総額5,000万円以下となっています。

私がこの世を去る時に5,000万円の資産はないだろうと思っているので、子どもたちが骨肉の争いを繰り広げないためにも資産を教えておくつもりです。

相続争いの責任は親にあります。

資産がいくらあるのか公開し、きちんと遺言を書くのが親の務めだと思っています。

ただあまりにも早く教えてしまうと、周りに言いふらしたり、当てにして散財してしまったりすることもあるかもしれないので、ある程度大きくなった時に伝えるつもりです。

まとめ

ふだんの日常の中でお金の話をするときに、FPパパが実践している7つのルールを紹介しました。

  1. 親が思うより早い時期から話を始める
  2. 嘘をつかない・正直に話す
  3. 具体的に数字を出す
  4. 両親のお金に対する意見を合わせる
  5. 魚を与えるだけではなく、魚のとり方を教える
  6. 子どもにお金の心配をさせない
  7. 親の資産を教える

スマホで多くの情報に触れるからこそ、子ども達にしっかりお金の話をしたいですよね。

みなさんも参考にして、子どものマネーリテラシーを鍛えていきましょう!

この記事を書いた人
FPイガラシ

地方で3世帯同居しながら2児を子育て中のパパです。
このブログでは、ファイナンシャルプランナー2級(FP)を活かして子育て中のお金に悩むパパ・ママに役立つ情報や子どもの金融教育に関する情報をお届けします!

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