資産運用とは?投資と違うの?

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この記事では、資産運用と投資の違いについて解説します。

最近は投資を始める人が増えていますが、そもそも「投資」と「資産運用」って何が違うかわかりますか?

FPイガラシ
FPイガラシ

私はFPとして資産運用のアドバイスをしています。
投資ではなく資産運用です。

投資とは?

投資は「資本を投じる」と書きます。
つまり利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下することです。
この利益には、
①家賃収入や配当金などのインカムゲイン
②値上がり益や売却益などのキャピタルゲイン
があります。
特徴としては大きな利益を生む可能性・大きく損をする可能性があります。

例えば、テスラのように大きく成長した企業に早い時期から投資していれば、株価が大きく上昇し莫大な利益を得ることができました。
一方で、ペッパーフードサービス(いきなりステーキ)などのように、業績不振で株価が急落すれば大損害となります。
個別企業への投資はリターンが大きい反面、リスクも大きくなります。

投機とは?

投資と似た言葉で投機があります。
こちらは言葉通り、「機会(タイミング)で投資する」ことです。
相場や世界情勢を分析するなどして、短期的に買い時・売り時を判断して売買を行います。
投機はギャンブル性が高く、予想が当たる時もあれば外れるときもあるため、万人向けの方法ではありません。
プロでも生き残ることが難しい世界で、一般の人が勝ち続けられないのは容易に想像できます。

資産運用とは?

資産運用は資産・負債や収入・支出を把握し、管理・運用していくことです。
具体的には投資信託などの積立やその他金融商品に分散投資をすることが一般的です。
長期的には高い確率でプラスになります。

金融庁のつみたてNISA早わかりガイドブックによると、分散された金融商品に20年積立投資をした実績では、元本割れをしたものはなかったという結果を公表しています。
もちろん、過去20年たまたま良い相場で元本割れしなかっただけで、今後も同じようになるわけではありません。
しかし長期の積立投資をすることでプラスになる可能性が高くなることは確かです。

FPは資産運用のアドバイスをする

お客様に報酬をいただいて投資のアドバイスをするには「投資助言業」の資格が必要になります。
よってFPが出来るのは資産運用のアドバイスになります。

最近はスマホでも手軽に投資・資産運用が始められるようになりました。
AIが最適に分散したポートフォリオを提案してくれる時代です。
ですがFPは運用している資産のみではなく、家計全体も含めて総合的にアドバイスをしていきます。
人によっては運用に回した方がいいのか、ローンの返済を優先した方がいいのか、将来の予定も考慮しながら一緒に考えるところまではまだAIには難しいのではないでしょうか。
ご自身でうまく管理・運用できればいいのですが、自信がなければFPに相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ:長期でできる資産運用をしよう

今回は、資産運用と投資の違いについて解説しました。

大きな違いは時間軸

投機<投資<資産運用
時間をかけるほど資産が増やせる可能性が高まります。

また、複数に分散して長期で投資することが資産運用となります。

投資先・時間を分散して長期で投資=資産運用

私も「資産運用」と「投資」をよく混同してしまいますが、自分がやっていることは「資産運用」のアドバイスです。

FPイガラシ
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一緒に長期でできる資産運用をしよう!

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