コツコツ資産形成!積立額の決め方は2通り

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積立投資は、資産を築き上げるための重要な方法の一つです。しかし、毎月どれくらいの額を投資するべきかは、初心者にとっては迷うポイントかもしれません。投資する額を適切に設定することは、長期の資産形成において大切なことです。この記事では、積立投資額を決定するための2つの方法をわかりやすく解説します。

月々の収支から計算する

積立投資を始める際、最初に知りたいのは「毎月、どれくらいの額を投資できるのか?」という疑問ですよね。その答えは、自身の月々の収支をしっかりと把握することから始まります。以下の手順で、適切な投資額を計算してみましょう。

  1. 収入の確認
    まず、毎月の手取り額や固定的な収入をリストアップします。
  2. 支出のリストアップ
    次に、固定費(家賃、光熱費、通信費など)と変動費(食費、交際費、趣味の費用など)を詳細にリストアップします。
  3. 余剰金の算出
    収入から支出を引いた額が、あなたの毎月の余剰金となります。これが、理論上投資可能な最大額となります。
  4. 余裕を持った設定
    しかし、急な出費や将来的なリスクを考慮すると、余剰金の全額を投資するのは無謀です。余裕を持って、余剰金の50%程度を投資額として設定するのが無難です。
  5. 定期的な見直し
    収支は定期的に変わる可能性があります。半年に1回や年に1回のペースで収支を再確認し、投資額を見直すことが大切です。

収支を基にした投資額の設定は、現在の生活水準を維持しつつ、無理なく投資を続けるための方法です。最初は少ない額から始めても、コツコツと継続することで資産は着実に増えていきます。

目標金額から逆算する

将来の目標を具体的に設定することで、今からどれくらいの額を投資すればその目標に到達できるのかを逆算するアプローチです。この方法は、具体的な目標(例:10年後に1,000万円の資産を築く)を持っている場合に特に有効です。以下の手順で、目標金額に合わせた適切な投資額を計算してみましょう。

  1. 目標金額の設定
    まず、将来築きたい資産の総額を明確に設定します。この額は、例えば退職時の生活資金や子供の教育資金など、具体的な理由を持って決めると良いでしょう。
  2. 投資期間の決定
    目標金額を達成するまでの期間を決定します。この期間は、自身のライフプランや目標の内容に応じて変わってきます。
  3. 想定リターンの考慮
    投資先や運用方法によって、得られる利回りは異なります。平均的な年間リターンを考慮し、その上で必要な投資額を逆算します。
  4. 月々の投資額の算出
    目標金額、投資期間、想定リターンを基に、毎月必要な投資額を計算します。
  5. 適時の調整が大切
    市場の状況や自身の生活環境が変わることも考慮し、定期的に投資計画を見直すことが重要です。

目標金額から逆算する方法は、自身の夢や目標を具体的にすることで、投資の動機付けが強まる利点があります。そして、明確な計画のもとでの投資は、継続的な行動にもつながりやすくなります。

まとめ

積立投資額の決定は、将来の資産形成の基盤を築く大切なステップです。本記事では、その決定方法として2つのアプローチを紹介しました。

  1. 月々の収支から計算する方法
    現在の生活スタイルを維持しながら、余剰資金を元に投資を開始する方法です。この方法は、生活を保ちながら、コツコツと資産形成を進めたい方に適しています。
  2. 目標金額から逆算する方法
    未来の具体的な目標を設定し、それを達成するための投資計画を立てる方法です。このアプローチは、明確な目標に向かって努力するモチベーションが必要な方に特に効果的です。

いずれの方法も、継続的な投資と定期的な見直しを心掛けることで、より効果的な資産形成を実現できます。自分のライフスタイルや目標に合わせて、最適な投資計画を立てて、将来の夢や希望に一歩近づきましょう。

イガラシ
イガラシ

まずは毎月の収支を把握して、余剰資金から積立を始めてみましょう!

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この記事を書いた人
FPイガラシ

地方で3世帯同居しながら2児を子育て中のパパです。
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